つらい頭痛が続くので詳しい検査を受けたい

頭痛は大きく「一次性頭痛」と「二次性頭痛」に分類されます。「一次性頭痛」は明確な基礎疾患がないのに慢性的に現れる頭痛、「二次性頭痛」は何らかの病気が原因で引き起こされる頭痛です。

一次性頭痛には、ズキズキと脈を打つような痛みを感じる「片頭痛」、首回りや肩凝りなど筋肉の緊張から起こる「緊張型頭痛」、1カ月ほど、毎日ほぼ同じような時間に片側の目の奥に激痛が続き、目の充血、涙、鼻水などの症状を伴うことが多い「群発頭痛」などがあります。

一次性頭痛は、精神的・肉体的ストレスや疲労、ホルモンなどが原因であるといわれていますが、はっきりした原因はわからないことがほとんどです。

一方、二次性頭痛には、くも膜下出血、脳腫瘍、慢性硬膜下血腫など、見逃すと危険性が高い病気が多くみられます。二次性頭痛を疑う場合は、医師の判断により、画像検査や血液検査などが行われることがあります。

まずは、頭痛を専門に診る神経内科、脳神経外科、頭痛外来などを受診されることをおすすめします。検査や対処法、生活上の改善点などを医師に相談されるとよいでしょう。