閉経後、コレステロール値が高くなり要治療に

2025/03/27
閉経してからコレステロール値が高くなり、健康診断で「要治療」となりました。治療とは、薬を飲むことになるのでしょうか?
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
一般的に閉経期の女性は、女性ホルモンのエストロゲンが減ってくる影響と、肝臓でLDL(悪玉)コレステロールを取り込むLDL受容体が減少するため、脂質の数値が上昇する傾向にあります。日本動脈硬化学会では、LDLコレステロール値が140mg/dL以上、HDLコレステロール値が40mg/dL未満、中性脂肪値が150mg/dL以上の場合、脂質異常症を疑うとしています。
脂質異常症と診断された場合、リスクを評価して治療方針が決定されます。また、別の病気が脂質異常症を引き起こしている場合は、その病気の治療を行います。
リスク評価とは、心疾患(冠動脈疾患)、糖尿病、慢性腎臓病、脳梗塞、末梢動脈疾患など、リスクが高い病気があるか、さらに性別、年齢、危険因子の数とその程度などから総合的に判断します。リスク評価をしたあとに、管理目標値が決められます。
一般的には、まず生活習慣の改善、食事療法、運動療法がすすめられ、これらで改善が認められない場合、薬物による治療が行われます。薬については、数値に加えて、家族歴、既往歴、生活習慣なども加味し、メリットとデメリットについてよく検討したうえで、メリットが大きいと判断すれば服用がすすめられます。個人によって状況は異なりますので、主治医とよく相談の上、適切な治療を受けられるとよいでしょう。


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