40代になり生理周期の乱れ
40代になり、生理の状況が突然不安定になりました。出血がほとんどなく1日で終わったり、月に2回起こったりします。年齢的に徐々にホルモンのバランスが崩れてくる時期かとは思っていますが、急に乱れるようになったので、ほかの病気の可能性がないのか気になっています。
女性/40代
2024/06/13
月経(生理)が乱れる原因には、ホルモンの分泌が関わっています。ホルモンの分泌は、体重の変化(ダイエット)、心や体のストレス、疲れ、偏った食事など、ちょっとした環境や生活のリズムの変化により変調をきたしやすく、一時的な月経量の減少や周期の乱れを引き起こします。
出血量が異常に少ないときには、一時的にホルモンが乱れ、排卵していない月経か、排卵期に出血が起こったか、どちらかの可能性がありますが、長期間に続くことがなければ、通常は心配はいりません。
生活習慣を整え、基礎体温を記録するなどのセルフケアが大切になります。
また、月経が不順になったときの受診の目安は以下のとおりで、その場合は婦人科の受診がすすめられます。
・3カ月以上月経がない
・出血量が極端に多い状況が続く
・周期が24日以内と短く、月経量が異常に少ない状態が3カ月以上続く
・月経とは関係のない不正出血がある場合
一般的に、40歳を過ぎたころから月経の周期はしだいに短くなることが多く、月に2回ある方も珍しくありません。今回は、一時的なホルモンのバランスが関与している可能性も考えられるのですが、月経が頻繁になることで、貧血になる、または婦人科系の疾患が月経などに影響している可能性もあります。
また、不正出血や過多月経、腹痛、おりものの増加など今まで違った症状がある場合には、子宮筋腫、子宮体がん、子宮頸がんなどの病気の可能性が否定できません。
婦人科系の問題がないかどうか、このまま経過観察のみでよいのかどうか、一度婦人科で確認しておくと安心でしょう。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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