適応障害で仕事を続けながら治療中だが不安
数カ月前から、不安感や胸が苦しくなる、腹痛、手足の震え、疲れやすいなどの症状があり、まれに思考停止してしまうことがありました。内科を受診したものの異常はなく、不定愁訴と言われました。上司に相談し対応してもらいましたが、その後も症状がよくならず、心療内科を受診し、適応障害と診断されました。医師から休職か勤務しながら内服治療するかを提案されましたが、仕事の関係で休めないため後者を選択。しかし、本音を言えば休職して体調を回復させたく、今の状態で仕事がこなせるのかも不安です。
女性/30代
2023/02/25
不安感や腹痛などの症状があり、時折判断力の低下がみられたけれど、内科を受診しても身体的な問題はなく、不定愁訴の診断を受けたとのこと。その後も症状がよくならず、心療内科を受診し、適応障害と診断されたものの、仕事の関係で休めない状況にあり、本当は休みたいけれど、自身の都合で休職して療養することに抵抗も感じているご様子。今は治療と仕事を並行されている状況と思いますが、非常に負担が大きいこととお察しします。
心療内科を受診され、自ら適切に対処していますね。まだ療養を開始して間もなく、医師とのコミュニケーションも十分ではない状況でしょう。今後、医師との会話を重ねるうちに信頼関係が深まるものと思います。職場や仕事の状況は相談していると思いますが、引き続き、ご自身の症状と合わせてよく相談してください。主治医はその都度、治療方針を検討されると思います。
職場の上司ともよく相談されているようです。今回、心療内科医師から提案のあった療養のことは話されたでしょうか。健康に関することはプライベートなことで必要に応じてということになりますが、当面、内服しながら仕事をするのであれば、医師の指示や助言を上司に話しておくと、療養への理解と協力を得られやすいと思います。
また、職場に心理カウンセラーなど精神面の専門家を利用するサービスなどがあれば、活用してみることも選択肢です。
そのほか、職場に健康管理を担う産業スタッフ(保健師や看護師、産業医など)がいれば、相談するのも1つの方法です。産業保健スタッフは、従業員の心身の健康を守る役割があるので、ご相談者の現状や職場環境の負担など、話を聞いて力になってくれるかと思います。 現在困っている状態を周囲に理解してもらい、職場で支援を得る方法を検討してみることもよいのではないでしょうか。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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