血小板数

最終編集日:2022/7/29

血液は、おもに赤血球、白血球、血小板の3つの細胞で構成されています。血小板は、止血や血液凝固にきわめて重要な役割を果たす細胞です。血管が損傷すると、血小板はその部位に集まり、互いにくっつき傷をふさいで応急的に止血します。次に、凝固因子と呼ばれるたんぱく質の作用によって、フィブリンという凝固塊(止血栓)となり、かさぶたがつくられます。
血小板が増えすぎると血栓という凝固塊が多くでき、そのため血管が詰まりやすくなります。一方で少なすぎると、出血した際に血が止まりにくい状態になります。
検査は血液を採取して、血中の血小板数(PLT)を血球計数器にかけて測ります。


検査でわかること

血小板数から、血管からの出血傾向がわかるため、血栓や貧血の指標となります。血小板数が増加し凝固能力が高まると、血栓ができて心筋梗塞や脳梗塞 などを発症する危険性が高まります。また、血小板の数が減ると血が止まりにくくなります。


基準値

14.5~32.9 104/μL
(日本人間ドック学会)


基準値より高い場合に疑われる病気

・血小板血症
・鉄欠乏性貧血
・慢性骨髄性白血病
・血栓症 など


基準値より低い場合に疑われる病気

・血小板減少症
・特発性血小板減少性紫斑病
・再生不良性貧血
・急性白血病
・肝硬変 など

監修

寺下医学事務所 医学博士

寺下謙三

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