超音波検査 <妊婦健診>
最終編集日:2022/7/29
妊婦健診の超音波検査では、子宮内の様子をモニター画面に映し出して観察します。超音波検査は、硬い物体にあたると反射する超音波の性質を利用して胎児を映し出すため痛みもなく、妊婦にも胎児にも安全な検査方法です。
妊娠初期に行われる経腟法は、スティック状の器具(経腟プローブ)を腟に挿入して、胎嚢(胎児が入っている袋)があるか、子宮外妊娠ではないか、胎児の心臓が動いているか、子宮や卵巣に異常はないかなどを確認します。胎児の数もわかるので多胎妊娠も確認できます。
妊娠12週前後から行う経腹法では、検査用のゼリーを塗ったおなかの上から器具(経腹プローブ)をあてて、胎児の発育具合や胎盤、臍帯(へその緒)、羊水の状態を確認します。
また、性別の判定や胎児に何らかのトラブルがある場合の診断も行います。
監修
寺下医学事務所医学博士
寺下謙三
この傷病に関連したQ&A
妊娠初期の確認は経腹超音波検査で可能?
女性/30代2024/03/31稽留流産との診断。自然流産時の症状について知りたい
女性/30代2023/12/02妊娠中期。子宮頸管が短くて心配
女性/20代2023/08/26経腟超音波検査の目的
女性/30代2022/04/11妊娠の診断法
女性/20代2022/01/28GS?FL?妊娠中の超音波検査での略語が知りたい
女性/30代2021/12/21
本サービスに掲載される情報は、医師および医療専門職等の監修の元、制作しております。監修者一覧および元となる情報はこちらからご参照ください。
みんなの
歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談※が利用可能
※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。