稽留流産との診断。自然流産時の症状について知りたい
妊娠6週目ですが、稽留流産と診断されました。自然流産を待っている状況で、腹痛などの症状はありません。どのような症状が起きたら自然流産と判断されるのでしょうか?
女性/30代
2023/12/02
稽留流産の可能性がある場合、症状はまったくないことがよくあり、ご自身では気がつかないこともあります。したがって、変化が起こるまで超音波(エコー)検査で経過観察を行うことが多いようです。エコー検査で心拍が確認できない場合でも、1~3週間ほど成長しているかどうかの経過を確認します。
一般的に、妊娠6週となると、胎芽には心拍が観察され、胎嚢の大きさは2~3cmとなります。妊娠が6週後半で心拍が確認できない場合や、胎嚢の大きさが十分にもかかわらず胎芽が確認できない場合は、流産を疑うことが多いようです。
また、妊娠の不成立であっても、稽留流産では12週未満の早期流産のような出血や下腹部痛といった症状がないことがほとんどです。はっきりとした流産の症状は、血の混じった粘液様のおりものから始まり、下腹部の張りや痛みとともに新鮮な血液が出てくるので、もしそのような症状があれば、早めの受診がすすめられます。
生活上の留意点としては、医師の指示に従い、横になって安静を心がけます。一般的には、からだを動かすと子宮が動いてしまうので、入浴は避けてシャワー浴にする、できるだけ室内で安静に過ごすなどが必要となります。その他、疲れや睡眠不足を極力避け、心身ともに休養を心がけます。腹部や腰を冷やさないようにし、重いものを持つなどからだに負担になることは避けるようにしましょう。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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