色の濃いサングラスほど紫外線を防御する? ~紫外線から目を守ろう
最終編集日:2022/8/1
サングラスの色が濃いと 目に入る光の量が減り、瞳孔が開きます。 そのため、紫外線カット機能が不十分なものでは、多くの紫外線が眼内に入ってしまいます。
一年で日差しがもっとも強まる夏は、紫外線から受ける人体への影響が大きくなります 。曇った日でも、実は相当量の紫外線が降り注いでいます。無防備に浴びすぎないよう、また一方で過度に恐れず、過ごしたいですね*。
以下、紫外線から目を守る対策を紹介します。
●1日の中で紫外線量がピークを迎えるのは正午ごろ
1年を通じ、太陽がもっとも高くなる正午前後は、紫外線量がピークに。とくに夏場は熱中症予防の観点からも、紫外線の強い時間帯の外出を避ける工夫が有効です。
●日陰を活用する
紫外線量が増える時間帯の外出は避けることが有効ですが、それが避けられない場合は日陰を利用するのも1つ。ただし、直射日光の当たらない日陰でも、空気中に散乱した紫外線や地面や建物から反射したものもあるため、多少の紫外線を浴びていることは忘れずに。
●日傘や帽子の活用
昨今、軽量でUVカット機能に優れた日傘が増え、夏の日中の外出などには日傘の活用が効果的です。日傘の色には特にこだわらなくてもよいでしょう。また、帽子も日差しを遮るのに有効です。帽子のつばの幅は広いほうが、より効果が高いとされています。ただし、日傘や帽子で直射日光を避けられても、空気中に散乱する紫外線までは防ぐことができません。
●サングラスをかける
顔にフィットし、UVカット機能を備えたメガネやサングラスの着用は、紫外線の約9割の被ばくを抑えるといわれるほど効果的です。強力な太陽光の下で目を守るには、レンズの小さなものよりも、ある程度の大きさがあり、顔にフィットするタイプがより効果的です。日傘や帽子と一緒に使うことで、さらに防御効果を高めることができます。
*日光浴のメリットとして、体内でのビタミンDの産生、心の安定効果などがある。
監修
保健同人フロンティアメディカルチーム
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