口内炎を早く治すコツ
最終編集日:2022/5/1
口の中は非常にデリケートな場所で、小さな口内炎ができただけでも気になるもの。食事のときなどに痛むこともあり、日常生活にも意外に大きく影響します。早く治すためには、どのようなことに気をつけるべきでしょうか。
口内炎は大きく、①感染症によるもの(ウイルス、細菌、カビなど)、②化学物質によるもの(薬、歯みがき粉や化粧品、歯科治療薬、酸やアルカリの誤飲など)、③物理的刺激によるもの(熱・冷、乾燥、誤ってかんでしまうなど)、④原因不明・全身疾患にともなって現れるものに分けられます。
生活習慣の乱れも間接的な原因となっているとされます。食生活の乱れや睡眠不足などの生活面での不摂生、口腔内の不清潔、過度の肉体・精神的なストレスなどがあると、口内炎の原因となる感染症やその他の病気にかかりやすくなる可能性が高くなります。
口内炎を早く治すためには、できるだけ口の中を休ませることが大切です。つい舌で触れてしまったりしがちですが、刺激を与えることになるため、避けましょう。また、痛むからといって、食事を抜いたりすることも体力を低下させ、治りを遅くします。
食事では、刺激のあるもの、硬い食物を避け、軟らかくて薄味で栄養バランスのよいものを。いつもよりぬるめの温度で、ゆっくりと時間をかけて食べるようにすると、痛みが軽減できます。
また、炎症を抑え、粘膜を保護する働きのあるビタミンB2を含む食品(牛乳、ヨーグルト、レバー、うなぎ、豆腐、豆乳、納豆など)や、傷を治す働きのあるビタミンCを含む食品(いちご、キウイ、じゃがいも、ブロッコリー、かぼちゃなど)を積極的にとることもおすすめ。食事後は、歯みがきやぬるめの湯でうがいをして清潔を保ちましょう。
監修
保健同人フロンティアメディカルチーム
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