今日から始める! 続けられるダイエット
最終編集日:2024/1/1
楽しいイベントごとの多い冬。ついおいしいものを食べすぎてしまう傾向があり、ダイエットを思い立つ人が増えるシーズンでもあります。ダイエットというと、何かを制限したり極端な方法に走ったりしがちですが、それはおすすめできません。急激に体脂肪を落とすとからだに負荷がかかるため、体調を崩してしまうこともあります。また、何かを我慢するような苦しいダイエットを経験すると、その後の反動でリバウンドをしてしまうことも。
大切なのは継続できることです。まずは乱れた生活習慣を整え、ゆっくりじっくりと適正な体重を目指していくことが理想です。効果的で無理のないダイエットを続けるためのポイントを押さえておきましょう。
【食事編】
●食事制限はなし!
「〜だけを食べる」「〜は食べない」といった偏った食事のダイエットは避けましょう。たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルの5大栄養素に加えて食物繊維を意識した食事を心がけましょう。必要な栄養をバランスよくとることで、ダイエットはより効果的になります。嫌われがちな「脂質」や「炭水化物」も、健康には必要な栄養素です。問題なのは量をとりすぎること。揚げ物や高カロリーの食品は食べる回数や量を調整して、たまに楽しむようにする程度がおすすめです。
●水分でカロリーをとらない
水分補給は水やお茶で行いましょう。習慣的に甘い飲み物を飲んでいると、オーバーカロリーになりやすくなります。
●時間を意識した食事
1日1食や2食など、食事と食事の間が空くと、次の食事量や間食が増えがちです。1日の総摂取エネルギーが同じでも、回数を分けて食べるとより太りにくくなるといわれています。また、食事はゆっくりと時間をかけてしっかりかむこと、就寝の3時間前に食事を終わらせるなど「時間」を意識した食事を心がけましょう。
【運動編】
●バランスのよい運動
体脂肪を効率よく燃やすための有酸素運動と、筋力をつけるための無酸素運動、このどちらも大切です。2つをバランスよく行うことで、脂肪をためにくい太りにくいからだをつくることができます。
●無理のない運動
日頃から運動習慣のない人は、挫折の元になるため、高すぎる目標を設定しないようにしましょう。また、突然のけがなどでますます運動が遠のいてしまうこともあります。特に、ひざや腰に不安のある人は注意が必要です。まずはいつもより10分多く歩いてみる、エスカレーターやエレベーターを使わないなど、小さなアクションで1日の運動量を上げてみましょう。少しずつ運動量を増やしていき、ステップアップしていくのがおすすめです。
監修
保健同人フロンティアメディカルチーム
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