ダイエット中の糖質摂取量は？

ごはんやパン、麺類などの主食は、炭水化物（糖質）が多く含まれ、大切なエネルギー源となります。主食を減らすなどの糖質を制限するダイエットは、短期的には体重が減りますが、リバウンドしやすく、長期的な安全性がわかっていません。ダイエット中の糖質摂取量は、摂取エネルギーをどの程度に抑えるかにもよりますが、摂取エネルギーの50～60％を炭水化物からとるようにすると、栄養バランス的にはよいとされます。

主食を抜くと、ビタミンB1や食物繊維が不足しがちになってしまいます。また、糖質の摂取源である主食を減らすと、どうしてもおかずが増えがちになるため、脂質の摂取量が増え、肥満や生活習慣病につながることも考えられます。

毎日の食習慣として、できるだけ間食や甘い飲料、アルコールなどの摂取を控え、3食きちんととるとよいでしょう。朝昼より夕食の糖質量を控えめにするとよいかもしれません。また、遅い時間の食事は脂肪をため込みやすくするため、夕食時間を早めることもおすすめいたします。