まばたき不足でドライアイ?
最終編集日:2022/12/22
目が疲れやすい、乾燥して目が痛いと感じることはありませんか。もしかすると「ドライアイ」が原因かもしれません。
ドライアイとは涙の量が不安定になっている状態で、涙が不足したり、その反対に涙がたくさん出たりするといった症状が現れます。ドライアイを予防するには、意識的にまばたきをすることが大切。スマートフォンやパソコンなどの画面を見ることが多く、日常的に目を酷使している現代人は、まばたきの回数が少ないといわれています。まばたきには水分を目全体に行きわたらせる効果があるため、意識してまばたきをするほか、こまめに目を休ませるようにしましょう。遠くの物を見て目の緊張を緩める、目を閉じて休ませる、ホットタオルなどで目を温めることも効果的です。
冬は暖房を使用するので室内が乾燥しやすくなります。加湿器を使用することで、室内の湿度を一定に保つことも大切です。また、空調の風が直接顔(目)に当たることがないように気をつけましょう。
ドライアイは眼精疲労にも大きく影響しています。眼精疲労とは、目を使う作業をし続けることで目の痛み、かすみ、まぶしさ、充血といった目の症状が現れるほか、頭痛、肩こり、吐き気といった全身症状が現れている状態です。休むことで回復する場合は「疲れ目」といいますが、休息や睡眠をとっても十分に回復しないことを、眼精疲労といいます。
ドライアイと同じく、日常生活でのセルフケアが効果的です。ただし、ほかの目の病気が隠れていることもあるので、気になることがあれば眼科を受診すると安心でしょう。
監修
保健同人フロンティアメディカルチーム
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