声のかすれ

最終編集日:2024/1/19

概要

声がかすれる、声がれをする、声が出にくいなどの症状は、熱やせき、からだのだるさなどが加われば、かぜによる急性咽喉頭炎が考えられます。また、大きな声を出してのどを酷使すると、こうした症状が出ることがあります。高齢者は加齢とともに声帯が萎縮していくので、声がかすれる人も増えていきます。

声がかすれる原因となる病気には次のようなものがあります。


●声帯ポリープ

のどの使いすぎや喫煙などが原因で内出血が起こり、良性腫瘍ができるのが声帯ポリープです。声を出すことを控えれば炎症は治まります。進行すると、薬の服用や手術での切除が必要になることもあります。


●声帯結節

声帯ポリープと同じように、のどの使いすぎで結節ができる病気です。声を出すことを控えれば自然に治癒します。治らない場合は手術で結節を切除することもあります。


●声帯麻痺(反回神経麻痺)

声帯を動かす反回神経が麻痺することで、声帯の動きが悪くなり、声がかすれます。原因がわからないことが多く、のどや食道、肺、甲状腺などのがん、大動脈瘤、感染、外傷などが原因になることがあります。食べ物が飲み込みにくくなり、誤嚥性肺炎を起こすこともあります。


●がん

のどのがんには、咽頭がんと喉頭がんがあります。初期症状は声がれですが、進行すると食べ物の飲み込みにくさ、呼吸困難、血痰の症状が現れます。声がれがつづいた場合は医療機関での診察・検査が必要です。

受診の目安

救急車を呼ぶ・ただちに医療機関を受診

・のどからの出血があり、ショック状態を起こしている

医療機関を受診

・声のかすれがなかなか治らない

・声がれがひどくなり声が出にくい

・飲み込むのがつらい症状がつづいている

様子をみる

・カラオケで歌いすぎて声がかすれる

・声変わりの時期である

・高齢である

セルフケア

声がかすれる原因が病気の場合もあります。健康診断を定期的に受け、日頃から健康管理をすることも大切です。

考えられる病気

監修

湘南医療大学 茅ヶ崎中央病院 副学長

喜多村健

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