non-HDLコレステロールが低い場合の対処法
2025/10/28
健康診断で、non-HDLコレステロールが基準値よりも低い数値でした。低いことで何か病気になる可能性はありますか? 数値を上げるためにできることがあれば教えてください。
この質問への回答
みんなの家庭の医学メディカルチーム
non-HDLコレステロールは、総コレステロールからHDL(善玉)コレステロールを引いた数値で、LDL(悪玉)コレステロール以外に、中性脂肪が多いリポたんぱくなどの動脈硬化を進行させるコレステロールも含みます。この値が高い場合は動脈硬化のリスクが高まりますが、低い場合は栄養吸収障害や肝硬変などが疑われることがあります。
一般的に、中性脂肪やLDLコレステロールの低下の原因が病気でない場合は、低下した数値を増加させる必要はないといわれています。基準値から外れていても、必ずしも病気であるということではありません。
ただし、再検査や精密検査の指示がある場合は、必ず受診されることをおすすめします。脂質に関する値は基準値を超えても、また反対に下回っている場合にも、体質によるものなのか、異常となる原因の有無や治療が必要な状態かどうかを調べる必要があります。
健康診断の結果について不安がある場合は、健診を受診した医療機関またはかかりつけ医に相談し、適切な対応を受けることが大切です。

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