悪性リンパ種の症状と検査について知りたい

2025/06/24
父に悪性リンパ腫の疑いがあり、生検を受けることになりました。悪性リンパ腫という病気についてよくわからず、症状や検査について教えてください。
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
悪性リンパ腫のおもな症状は、首、わき、足の付け根といったリンパ節のある部位のしこりや腫れ、圧迫感などが一般的です。また、ほとんど痛みがないのが特徴です。進行すると、徐々に血液の流れにのってリンパ節以外の臓器(骨髄、胃、腸、腎臓、肝臓、脳など)に広がっていき、多くの場合、発熱や体重減少、倦怠感などの全身症状が現れます。
悪性リンパ腫が疑われる場合には、血液検査や画像検査(X線やCT、MRI)、PET検査を行います。確定診断には腫瘍の一部を採取して調べる生検を行います。生検によって、悪性リンパ腫であるかどうか、どのタイプのリンパ腫なのかがわかります。進行度や全身状態を調べる検査として、骨髄検査、CT検査やPET検査、消化管内視鏡検査、脳脊髄液検査などが行われます。診断の際の悪性リンパ腫の進行度はステージで分類され、Ⅰ期、Ⅱ期、Ⅲ期、Ⅳ期の4つに分類されます。
検査について、不安なことやわからないことがありましたら、主治医に相談し確認されることをおすすめします。


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