肺アスペルギルス症の感染を広げないための注意点は?

男性/50代
2025/02/21

肺アスペルギルス症と診断されました。感染症と聞き、家族などに影響がないかと不安です。注意点などがあれば教えてください。

この質問への回答

保健同人フロンティアメディカルチーム

アスペルギルスは、空気中など自然界に存在するカビ(真菌)の一種です。真菌を吸い込むことで発症する感染症を肺真菌症といい、感染すると発熱、咳や痰、呼吸困難、からだのだるさなどの症状が現れます。肺真菌症の中でも、アスペルギルスによるものが最も多く、発熱や呼吸困難などの症状が急速に進行する場合や、病状が進行して慢性化する場合もあるため注意が必要です。


健康な人が肺アスペルギルス症を発症することは稀ですが、肺や気管支の病気を持つ人、ステロイド薬や免疫抑制剤を服用している人、血液疾患などで免疫力や抵抗力が低下している人は感染しやすいとされています。また、近年ではインフルエンザ新型コロナウイルス感染症と合併する症例も報告されています。


そのため、肺や気管支の病気を持つご家族がいる場合は、日頃から持病を悪化させないよう、主治医と相談しながら適切な治療を継続することが重要です。また、バランスの取れた食事や運動、十分な睡眠を心がけ、ストレスや疲労を溜めないようにして免疫力や抵抗力を低下させないことも大切です。


アスペルギルスをはじめとする真菌は、あらゆる場所に生息しているため、完全に吸入を避けることは困難です。ホコリやカビの多い場所を可能な限り避け、吸入する真菌の量や機会を減らすことが感染予防につながります。


肺アスペルギルス症は、一般的な風邪や肺炎と症状が似ているため、真菌が原因の感染症と気づかないこともあります。気になる症状が現れた際には、早めに医療機関を受診し、適切な検査や治療を受けるようにしましょう。


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