放置していた下肢静脈瘤が広がってきて不安

女性/40代
2025/02/18

下肢静脈瘤がありますが、痛みなどの自覚症状がなかったため、放置していました。最近、範囲が広がってきたように見えますし、むくみもあります。やはり、医療機関を受診したほうがよいでしょうか。

この質問への回答

保健同人フロンティアメディカルチーム

ご相談者の場合は、下肢静脈瘤の広がりやむくみがみられるようですので、心臓血管外科、血管外科への受診をおすすめします。診断は、問診、視診のほかに、超音波(エコー)検査で静脈弁の不全を確認し、3D-CT検査で血管の状態(拡張や蛇行など)を調べます。また、リンパ浮腫静脈奇形との鑑別も行われます。


静脈瘤は、静脈(皮膚に近い静脈)の弁に障害が発生して起こります。重力によって静脈血が逆流し、うっ滞するものと、深い静脈の血管が閉塞してふくれてくるものがあり、立位作業の多い人や長時間座って作業をする人によくみられます。 血管がこぶのように見えることがあり、血管の走行に沿って現れます。

症状としては、血管が浮き出る以外に、痛み、 重量感、だるさ、熱感、けいれん、腫れ、むくみ、かゆみ、皮膚の炎症、色素沈着(皮膚の色が変わる)などがあります。

一般的には、下肢静脈瘤は命にかかわるような病気ではありません。症状やうっ滞性皮膚炎がないときは、定期的に経過を診たり、治療をする必要はないと言われています。治療を行う場合は、症状や外見上(美容面)の問題を解消するために行うことが多いようです。

基本的な治療法は、医療用弾性ストッキングを用いて、血流を改善し、むくみや足の重さ、疲労感などの症状を軽減します。根治的治療ではないため、軽症以外では、ほかの治療法(硬化療法、血管内焼灼術、血管内塞栓術など)との併用になるのが一般的です。


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