職場にいると頻尿になり悩んでいる

1日の排尿の回数には個人差がありますが、通常、朝起きてから夜寝るまでにトイレに行く回数が8回以上である場合には、「頻尿」と判断されます。

頻尿の原因として、残尿（尿をすべて出し切れずに膀胱に残った状態）、多尿（尿の量が多い）、膀胱が過敏になる過活動膀胱、尿路感染症、腫瘍、心因性などがあります。

心因性の頻尿は不安や緊張、ストレスなどの心理的な要因が引き金となって起こり、比較的若い世代の女性が発症しやすいといわれています。

多くの場合、トイレに行っても尿はあまり出ず、また、夜間にトイレに起きることは少なく、何かに集中していると尿意を忘れ、頻尿も起こらなくなります。

頻尿に心理的なことが影響しているかどうかを確認するためには、頻尿の原因が腎臓や膀胱にないことを先に判断する必要があります。そのため、まずは泌尿器科を受診することをおすすめします。

頻尿以外に尿の濁りや排尿痛などの症状を伴う場合は、早めに受診するほうがよいでしょう。