Question

閉塞性動脈硬化症の受診科は?

閉塞性動脈硬化症は何科を受診すべきですか? また、どのような治療をするのか教えてください。

男性/60代

2022/06/15

Answer

閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう)の受診科は、血管外科または循環器内科となります。

閉塞性動脈硬化症は、おもに足の動脈の内膜にコレステロールなどの脂質が付着して動脈の壁が硬くなり、動脈の内腔がだんだんと細くなる病気です。足に動脈硬化が現れると心臓、脳、腎臓などの大切な臓器の動脈にもみられることがあるため、診断されたら専門の病院で検査や診察を受けることが大切です。


この病気は、男性でかつ年齢が上がるほどかかりやすく、また糖尿病、高血圧、脂質異常症(血中コレステロールや中性脂肪が高値を示す状態)、喫煙などの要因が重なると、リスクが高くなるといわれています。病状の進行を抑えるためにも、血糖値、脂質異常、血圧などを適正に保つことが大切です。症状は、血流障害により脈が触れにくくなる、しびれや冷感があるなどですが、病状が進んでくると、歩くときの筋肉痛、指先の痛み、潰瘍などの傷ができやすくなります。


治療方法には、運動療法(1回30分~1時間の運動を週3回以上)と、薬物療法(血液の凝固を防ぐ薬など)があります。歩く距離が短くなり、安静時でも痛みや傷がある場合は、医師の指示のもとで精密検査を受け、必要時には血管の手術をすすめられることもあります。外科的な治療が必要な場合は、血管内治療(カテーテル治療)やバイパス手術(新しい血管を入れて血流をよくする)が行われます。


閉塞性動脈硬化症を進行させないための、生活上の留意点を紹介します。

●足や手を冷やさないようにする

●手足を傷つけないように注意し、靴下や長ズボンなどで皮膚を保護する

●歩くことや室内の歩行など、下肢の運動を行う

※血液の巡りがよくなって血管が広がり、血流が増えると血栓ができにくくなり、動脈硬化症の進行が抑制される。また、心臓の機能も保てる。長時間の歩行は、ときどき休憩し、痛みがなくなったら歩くようにする

●禁煙する

●バランスのよい食事をとり、総エネルギーが過剰にならないようにする

●冷やすと固まるような脂(動物性食品)は控え、大豆や魚などの割合を増やし、野菜を十分にとる

●医師から処方された薬は、指示どおり服用する

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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