Question

胃内視鏡(胃カメラ)検査の有効性は?

最近胃痛がひどく、 胃が痛くなると背中も痛くなります。病院に行くと検査を進められました。えずきやすい体質のため、胃カメラ検査には抵抗があります。とはいえ、詳しい検査をしたほうがよいですか?

男性/40代

2022/05/10

Answer

胃痛を起こす原因はさまざまです。代表的な病気は、胃炎や消化性潰瘍(胃・十二指腸)です。ほかにも、胃そのものではなく胃の周辺にある臓器に何らかの問題があって症状を起こすこともあります。胃の周辺には、食道下部、腸、肝臓、胆のう、膵臓、心臓、肺などがあり、その範囲は広いです。また、虫垂炎の初期症状などで胃のあたりが痛むこともあります。

食事と関連する痛みでは、食後に起こるものは胃潰瘍であることが多く、食前や空腹時に起こる痛みは十二指腸潰瘍、脂肪分の多い食事の摂取や過食のあとに痛むのは胆石や膵炎が考えられます。


軽い痛みの場合には、すぐに精密検査をするのではなく、服薬をを行い、薬の効果を確認しつつ症状の消失を待つ治療をすることがあります。しかし、症状がいつまでも改善しない、症状がたびたび繰り返される、痛みの程度が強いなど、症状の継続や悪化がみられる場合に詳しい検査が必要となります。

胃内視鏡(胃カメラ)検査を行えば、炎症や潰瘍、腫瘍などのほとんどは、確定診断をつけることができます。


胃内視鏡検査は、先端に小型カメラ(CCD)、またはレンズを内蔵した太さ1㎝ほどの細長い管を口から挿入し、食道、胃、十二指腸の内部を観察します。粘膜を診るだけでなく、疑わしい部位から組織を採取し、病理組織診断を行うこともあります(生検)。内視鏡検査は苦しいというイメージがありますが、検査機器の進歩により、検査時の苦痛は少なくなっています。昨今はより細く、嘔吐反射の起こらない鼻から管を入れる経鼻内視鏡検査も普及し、またできるだけ検査が楽に進むよう、鎮静剤などを注射する場合もあります。


胃内視鏡検査の必要性や、不安に思われることなどについて医師に相談をすることをおすすめします。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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