Question

脂質異常症とはどんな病気?

健康診断で脂質異常症の指摘を受けました。どんな病気ですか。

男性/60代

2022/04/23

Answer

脂質異常症は、血液中の脂質(脂肪)が増えすぎた状態をいいます。血液中の脂質には、コレステロール、トリグリセリド(中性脂肪)、リン脂質などの血清脂質があります。これらの脂質は、からだに欠くことができない重要な物質ですが、増えすぎるといろいろな問題を起こします。これが脂質異常症です。脂質異常症には、高LDLコレステロール血症、高トリグリセリド血症、低HDLコレステロール血症などの種類があります。


血液中の脂質異常があっても自覚症状がほとんどない場合が多いのですが、放置すると血管壁に血液中のコレステロールが付着して動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞など動脈硬化性疾患を起こしやすくなります。さらに肥満、とくに内臓脂肪型肥満があり、血液中の脂質異常に、血糖値や血圧が高めな状態が重なると、さらに動脈硬化性疾患の危険性が高くなるため「メタボリックシンドローム」と呼ばれています。この治療には、食事・運動といったライフスタイルを改善し、肥満を解消することが重要となります。

なお、脂質異常症は、かつて高脂血症と呼ばれていました。しかし、低HDLコレステロール血症を含む病名として適切ではないため、脂質異常症が使われるようになりました。




回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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