精神的に疲労困憊し、更年期も重なり、毎日がつらい

精神的に疲労困憊して5日間、精神科に入院しました。更年期障害もあり、とにかくだるくてイライラがあり、毎日がつらいです。悪夢にもうなされ、いまも頭がぼんやりし、意欲や根気が出てきません。どんな生活を送れば健康的になれるでしょうか。
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
精神的に疲労困憊してしまい、入院を余儀なくされてしまったのですね。どうにか耐えつづけて無理をして頑張ってきた結果ではないかと思います。まずは、よく頑張ってきた自分を認め、ねぎらうところから始めてください。
いまもだるくて頭がぼんやりしたり、イライラして意欲が出なかったりと心身の不調がつづいているとのこと。からだは正直なので、心で受けた疲れやストレスをありのままに感じとり、体調不良という形を通して「無理をしすぎている」というメッセージを伝えようとします。
まずは心身の休養を優先してください。意欲や根気は、無理にしぼり出す必要はありません。何もやる気になれないときは、のんびりしていることが、いまできることなのです。少し意欲が出てきたら、自分のできることから優先順位をつけて、周囲の力も借りながら、1つずつ行ってみましょう。
生活の心構えとしては「疲れたらすぐに休む」「1人で抱え込まない」こと。頑張りすぎず、人に任せられるものは任せましょう。また、話すことで気持ちの整理がつき、気持ちが軽くなることもあります。家族や友人など、話しやすい人から話してみてください。
そして今回入院に至った経緯について、これまでの生活を含めてふり返り、今後の生活に活かしていくことも大切です。疲労やストレスがたまりすぎないうちに解消して、休息をとり、リフレッシュするような工夫ができるとよいですね。
更年期障害も重なっているとのことで、よりつらいところもあると思います。更年期障害については、不足したホルモンを補うことで症状が軽減する場合もあります。一度、婦人科への相談も検討ください。
悪夢にうなされ、十分な睡眠がとれないなど、日常生活の基本的なことに関わるものは、気持ちの面にも影響してきます。まずは体調面から立て直すことも大切なので、服薬などの必要性も含め、主治医に相談しながら焦らずゆっくりやっていくようにしてください。


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