Question

インフルエンザワクチンの副反応について

毎年、子ども(幼稚園児)に季節性インフルエンザワクチンを接種しています。インフルエンザワクチンの副反応には、どのようなものがあるのでしょうか。

女性/30代

2021/12/21

Answer

13歳未満のインフルエンザワクチンの予防接種は2回行うことが推奨されています。季節性インフルエンザワクチンの主な副反応としては、接種した部位(局所)の発赤・腫脹、疼痛などがあります。また、全身性の反応として、発熱、頭痛、悪寒、倦怠感、嘔気・嘔吐、下痢、関節痛、筋肉痛などがありますが、通常は2~3日で消失します。


まれに、ワクチンに対するアレルギー反応(発疹、じんましん、発赤、掻痒感)がみられることがあります。また、非常にまれですが、ギランバレー症候群、急性脳症、急性散在性脳脊髄炎、けいれん、肝機能障害、ぜんそく発作、紫斑などの重い副反応が出る場合もあります。


副反応が生じた場合の対処法としては、体を冷やさないようにするなど、かぜの発熱時と同様です。強いアレルギー反応やけいれん、運動障害・意識障害・呼吸困難がみられる場合は、すぐに医療機関を受診してください。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

関連するキーワード

インフルエンザ
副反応
予防接種
ワクチン(子ども)
本サービスに掲載される情報は、医師および医療専門職等の監修の元、制作しております。監修者一覧および元となる情報はこちらからご参照ください。
みんなの家庭の医学 アプリイメージ
アプリでも

みんなの家庭の医学

歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談が利用可能

QRコード

※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。