<p>成人T細胞白血病ウイルス(HTLV-1)は、白血病の原因となるウイルスのひとつです。感染しても自覚症状はありませんが、感染後はリンパ球のなかで生きつづけ、40年以上たってから、感染者のごく一部が病気を発症します。<br>感染経路のほとんどは母乳感染といわれています。母乳のなかにHTLV-1に感染したリンパ球が取り込まれることで、赤ちゃんに感染します。<br>妊娠30週頃までに行う血液検査で、血液中にHTLV-1の抗体があるかどうかを調べます。妊婦健診で行われるスクリーニング検査（PA法、CLEIA法）は簡易検査のため、陽性（＋）と出ても、偽陽性（陽性に見えて実は陰性の状態）の可能性もあります。そのため、さらにウエスタンブロット法による確定検査を行います。感染がわかれば、母乳をミルクにするなどして、赤ちゃんへの感染を防ぐことが可能です。</p>

成人T細胞白血病ウイルス検査

白血病

成人T細胞性白血病

慢性リンパ性白血病

リンパ性白血病

全身の腫れ

悪性新生物

血液のがん

がん治療

妊娠

検索結果

みんなのお悩みQ&A

母が急性骨髄性白血病で入院。どのような病気？

慢性白血病の寛解状態で妊娠は可能？

病名

白血病

成人T細胞性白血病

慢性リンパ性白血病

リンパ性白血病

症状

全身の腫れ

健康・医療の心得

成人T細胞白血病ウイルス検査