秋のレジャーで注意!怖い食中毒「O-157」

最終編集日:2023/10/6

秋のレジャーシーズンの到来です。自宅の庭で、河川敷やキャンプ場などでバーベキューを予定している人も多いことでしょう。しかし、暑い時期が過ぎたからといって安心してはいけません。秋口までは、特に食中毒が発生しやすい季節です。


中でも気をつけたいのが、腸管出血性大腸菌感染症です。これは腸内で毒素を生み出す大腸菌による感染症で、代表的なO-157をはじめ、初夏から秋にかけて感染の報告が増えるといいます。おもな感染経路は、大腸菌に汚染された食べ物や飲み物を口にすることのほか、罹患した人を介して感染することがあります。

O-157は感染力が非常に強く、わずかな菌でも発症に至ります。汚染された食品を食べて感染すると、12〜72時間で発熱、激しい腹痛、下痢、水のような便などの症状が現れます。中には軽い下痢を起こす程度で回復する人もいますが、症状が重い場合は、血便、脳・腎臓・血液の異常をきたすなど、重い合併症を引き起こす場合もあり、最悪の場合は命にかかわることもあります。


気をつけたいのは、原因となる大腸菌がついていても「においや味には変化がない」ことです。「変なにおいがしないから」「味がおかしくないから大丈夫」と思っても、大腸菌に汚染されている可能性があります。

バーベキューを行う際は、次のようなことに気をつけましょう。


【食中毒予防のポイント】

●生肉、生焼きの肉は食べない(鮮度のよさは関係ない)。

●食材は十分に加熱する。食材の中心部が75℃以上で1分以上加熱が必要。

●調理や食事の前、トイレ後は必ず石けんで手をよく洗う。

●新鮮な食品を選び、冷蔵または冷凍保存で早めに食べる。

●生肉と生のまま食べる野菜を接触させない。一緒にしない。

●生肉を触るトングや箸と、取り分け用のトングや箸を分ける。

●調理後は速やかに食べる。常温で保存しない。

監修

保健同人フロンティアメディカルチーム

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