子どもの頭痛に対処するには?

最終編集日:2024/4/18

頭痛には大きく分けて、2つのタイプがあります。片頭痛緊張型頭痛などの「一次性頭痛」と、感染症や頭部外傷などの何らかの病気による「二次性頭痛」です。


●子どもの場合は片頭痛が多い

子どもの頭痛で多いのが片頭痛といわれています。片頭痛の場合、疲労やストレスのほか、寝不足などが要因とされています。頭痛が続く時間は成人と比較して短く(およそ2~72時間)、ズキズキと脈を打つような痛みが頭の前の部分(前頭部)や横の部分(側頭部)の両側に出やすいのが特徴です。

一次性頭痛の緊張型頭痛は、首や肩に負担がかかる姿勢を続けることや精神的・肉体的ストレスによって起こりやすいといわれ、持続時間は30分から7日間程度です。頭の両側に圧迫感や締め付けるような痛みがあります。


●病気が隠れている場合も

疲れなどがあると、子どもにも頭痛の症状が現れますが、頭痛の原因に何らかの病気が隠れている可能性もあります。子どもが頭痛を訴えるときは、かかりつけの小児科、または総合病院の小児科を受診しましょう。受診の際は「いつから」「どんなふうに」「どの程度」「どのくらいの間にどのくらいの時間続くか」「どのような状況で」「症状を軽くまたは悪くするような因子はあるか」「主症状に伴う別の症状があるか」などをメモなどにまとめておいて医師に伝えると、適切な診療につながります。

監修

保健同人フロンティアメディカルチーム

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