頭を打った

最終編集日:2024/1/19

概要

子どもは好奇心が旺盛でよく動き回るため、何かにぶつかったりすることがよくあります。

頭を何かにぶつけたり、どこかを強く打ったりするととても心配になりますが、子どもの頭の皮膚は成人にくらべて薄くやわらかいので、すぐに切れて出血したり、こぶができたりしやすいものなのです。

受診の目安

救急車を呼ぶ・ただちに医療機関を受診

・声をかけても反応が鈍い

・目がうつろで視線が定まらない

・ぐったりして動かない

・ひきつけを起こしている

医療機関を受診

・こぶがなかなか引かない

・打った部分がへこんでいる

・打った部位を気にして常に触っている

・頭を打ってから元気や食欲があまりない

様子をみる

・こぶができているが受け答えはしっかりしている

・出血も少なくすぐに止まった

・元気も食欲もある

セルフケア

出血があるから、こぶが大きいからといって重症というわけではありません。

大きな声で泣いたり、痛みを訴えたりしたときはまずは落ち着いて傷の状態を確かめてください。

そしてまずは「大丈夫だよ」と声をかけて、子どもを安心させましょう。それから止血や患部を冷やすなどの応急処置をします。

その間に子どもの状態に変化がないかをしっかり確認して、経過によっては医療機関を受診します。

注意が必要なのは、声をかけても反応が鈍い、目がうつろで視線が定まらない、ぐったりして動かない、ひきつけを起こしているなどの場合です。

頭を打ったことにより脳内に異常が起きていることが心配されます。

そのような場合は、すぐに救急車を呼ぶか、医療機関に連れて行きましょう。最初は応答がしっかりしていても、時間の経過とともに、このような症状が出てきた場合も同様の対処が必要です。

考えられる病気

監修

川崎医科大学 小児科学 教授

中野貴司

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