空腹時の血糖値を測定するのはなぜ?
2026/06/18
なぜ空腹時の血糖値を測定するのですか? 食後とはどのように違うのでしょうか?
この質問への回答
みんなの家庭の医学メディカルチーム
血糖値とは、血液中に含まれるブドウ糖(グルコース)の濃度を示す数値です。食事や運動によって変動しますが、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンによって、一定の範囲に保たれています。
健康診断では、測定時の条件を一定にするため、前日の夕食後から当日の朝食を絶食した状態(食後10時間以上)である、空腹時血糖を調べます。
空腹時は食事の影響を受けないため、血糖値が比較的安定しています。そのため、体内での基礎的な血糖コントロールの状態(ブドウ糖が適切に利用されているか)を確認することができます。インスリンの分泌量が減少したり、はたらきが弱まったりすると、血糖値が高い状態が続いてしまうため、空腹時血糖が高くなります。
ブドウ糖は、食物中の炭水化物が原料となりますので、食事をとると血糖値は上昇します。食後60~90分で最も高くなり、その後インスリンの作用により、2~3時間で食事前の範囲に戻ります。食後の血糖値は、食事の影響や時間によって変動しやすいため、空腹時血糖に比べて基礎的な血糖コントロールの評価には適していません。

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