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肛門にイボのようなできものが…これは何かの病気?

男性/40代
2026/05/15

1カ月くらい前に、肛門に直径5mm程度のイボのようなできものがあることに気づきました。これは何かの病気なのでしょうか? 痛みなどはないのですが、放っておいても悪影響はありませんか。

この質問への回答

みんなの家庭の医学メディカルチーム

一般的に、肛門やその周囲にできものがみられる場合、以下のような原因が考えられます。


痔核(いぼ痔)

肛門にできる代表的な病気です。肛門の内側にできる内痔核は痛みを感じにくいのが特徴ですが、排便時に肛門から突出して痛みや出血を伴うこともあります。外側にできる外痔核は、血栓ができると強い痛みを伴いますが、炎症が落ち着くと小さなしこり(皮垂)として残ることもあります。

軽症の場合の多くは、軟膏や座薬、内服薬で経過をみます。症状によっては手術が必要になることもあります。


●皮垂(ひすい)

肛門の出口にできる皮膚のたるみで、痛みがないことがほとんどです。過去の裂肛(切れ痔)や外痔核が要因となり、出産の影響で生じる人もいます。皮垂だけであれば治療の必要はありませんが、大きさや不快感によっては、手術が検討されます。


●肛門ポリープ(肛門乳頭肥大)

肛門の内側の粘膜が肥厚してできる良性の変化で、小さなイボ状として見つかることがあります。


肛門周囲膿瘍

細菌感染により膿がたまり、赤く腫れて強い痛みを伴うことが多い病気です。痛みや腫れが強い場合は、切開して膿を外に出す治療が必要となることがあります。


粉瘤(ふんりゅう)

皮下に袋状の組織ができ、皮脂や老廃物がたまることでできる良性の腫瘍です。まれに肛門周囲にできることもあります。小さいうちはしこりとして触れますが、大きくなると圧迫されて痛むこともあります。


尖圭(せんけい)コンジローマ

ヒトパピローマウイルス(HPV)による性感染症です。放置すると増大しやすく、カリフラワー状の腫瘍になります。軟膏や腫瘍を焼く焼灼(しょうしゃく)手術などによる治療が必要となる場合があります。


ご相談内容だけでは原因を特定することは難しいため、肛門科を受診されることをおすすめします。痛みがなくても治療の必要性の有無などの見極めが必要ですので、専門医の判断を受けると安心です。


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