血液検査のALPって何がわかるの?
2025/12/31
人間ドックで受けた血液検査の結果、ALPが基準値より少し低く経過観察となって気になっています。ALPというのは、何がわかるのでしょうか。
この質問への回答
みんなの家庭の医学メディカルチーム
ALP(アルカリフォスファターゼ)は、からだの多くの臓器に含まれる酵素で、食品中のリン酸化合物という栄養素を分解する働きがあります。肝臓や腎臓、腸粘膜、骨などに多く含まれるため、これらの臓器の状態をみるための検査項目となります。
ALPが含まれている部位に異常が起こると、血液中のALPの数値が高くなります。例えば胆汁うっ滞(胆石症や胆道炎、胆道がんなどの原因で胆道がふさがれ、胆汁の流れが悪くなっている状態)、肝炎、肝硬変などの肝臓の病気や腸の病気などです。
一方、ALPが低くなることもありますが、軽度の低下は体質や栄養状態、検査時の条件などによることも多く、病的な意味をもたない場合がほとんどです。ただし、極端に低い場合や低い状態が持続される場合は、必要に応じて原因を調べる検査を行うことがあり、ほかの検査結果と合わせて総合的に判断されます。
ご相談者の場合、基準値より少し低い数値のため、今回は経過観察になったのだと思われます。次回の人間ドックや健診の際には結果を確認し、気になる症状がある場合は医師に相談されるとよいでしょう。

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