乳幼児がRSウイルスに感染した場合の重症化リスク

2025/03/21
乳幼児がRSウイルスに感染するとどのような症状が現れますか? 重症化するリスクもありますか?
この質問への回答
川崎医科大学 小児科学 特任教授 中野貴司
乳幼児がRSウイルスに感染すると、ひどい咳や、喘鳴(呼吸するときゼーゼーと音がする)、呼吸困難などの症状が現れ、細い気管支に炎症が起こる急性細気管支炎や肺炎など、重い呼吸器合併症を起こすリスクがあります。また、無呼吸発作や急性脳症などの生命にかかわる合併症をきたすこともあります。
重症化すると入院が必要になるばかりか、命を落とすことさえあります。状況によって異なりますが、RSウイルス感染症で入院する日本の乳幼児は年間約3千人おり、そのうち1%が亡くなっているとされています。特に、生後6カ月未満の乳児、早産児、心臓や肺に重い基礎疾患のある乳幼児などは、重症化リスクが高いので注意が必要です。
※2025年2月19日時点の内容です。


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