十二指腸粘膜下腫瘍の所見…どんな検査を受ける?

胃カメラ検査の結果、十二指腸粘膜下腫瘍の所見で要精密検査でした。くわしい説明がなかったのですが、十二指腸粘膜下腫瘍とはどういう病気で、どんな精密検査を受けるのでしょうか?
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
胃から十二指腸の内部は粘膜に覆われています。粘膜下腫瘍は、腫瘍が粘膜の下にある状態です。腫瘍が正常の粘膜に覆われている場合は、粘膜が盛り上がっているようにみえて、粘膜に覆われた半球状の腫瘤として認識されます。粘膜下腫瘍の中には、腫瘍が粘膜から出ているものもあり、出血していることもあります。ただ、ほとんどは無症状のため、多くは、胃のバリウム検査(上部消化管X線検査)や胃カメラ検査(胃の内視鏡検査)によって発見されます。
粘膜下腫瘍は、良性・悪性、いずれの可能性もあります。一般的に粘膜下腫瘍は、超音波内視鏡の検査で診断が可能です。超音波内視鏡では、粘膜下腫瘍の断面をみることができ、必要に応じて、腫瘍の細胞を採取して検査をします。粘膜下腫瘍が粘膜から出ている場合は、通常の内視鏡で細胞検査をします。ほかには、CT検査やMRI検査で、腫瘍の状況や腫瘍の広がりを確認します。これらの検査を組み合わせて総合的に診断されます。
受診先は、精密検査の設備のある消化器科もしくは胃腸科がよいでしょう。受診の前に、電話などで精密検査が受けられるかどうか確認されることをおすすめします。また、受診の際には、検査の結果を持参するようにしましょう。
粘膜下腫瘍には、治療の必要のないものと、手術や化学療法が必要なものがあります。粘膜下腫瘍と診断された場合は、治療が必要な状況であるのか、必要な場合はどのような治療を行うのか、医師から十分に説明を受けることが大切です。


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