休日に寝すぎてしまうことで生活に支障が…

休日になると睡眠時間が増え、いろいろと悪影響が出ています。とにかく眠くて、1日の半分以上寝てしまい、生活リズムが乱れたり、からだのだるさが続いたり…、この状況を何とかしたいです。
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
一般的に、睡眠による影響で生活に支障をきたしている場合、睡眠障害の可能性が考えられます。
睡眠障害とは、睡眠に何らかの問題がある状態を指し、その種類は多岐に渡ります。睡眠には、心身の回復や記憶の定着、免疫機能を強化する働きがあり、睡眠にトラブルが生じると、日中の活動に支障をきたし、心身の健康に影響を与えます。生活習慣病やうつ病のリスクが高くなる場合もあります。
良い睡眠をとるための生活上の留意点として、まずは、以下のことを心がけてみましょう。平日・休日にかかわらず、同じように実施することが大切です。
●就寝前には刺激物(カフェイン、たばこには覚醒作用があります)を避け、リラックスできる方法(軽い読書、気持ちの落ち着く音楽、ぬるめの入浴、香り、軽いストレッチなど筋弛緩の体操など)をとり入れましょう。テレビ、ゲーム、メールなどで脳へ刺激を与えることは、就寝前は避けましょう。
●毎日同じ時間に起床し、日の光を浴びましょう。
●規則正しく1日3回の食事をとり、適度にからだを動かしましょう。
●睡眠薬代わりの寝酒は眠りを浅くさせますので避けましょう。
●夜は明るすぎない照明にしましょう。
●入浴の温度はぬるめにしましょう。
規則正しい生活を心がけても強い眠気が続くときや、睡眠に関連したさまざまな症状をきたす場合は、睡眠の専門家である精神科または心療内科の医師に相談されることをおすすめします。


みんなの
歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談※が利用可能

※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。