つらい腰痛の治療には受診が必要なのか

腰痛が起こる原因は、長時間の同じ姿勢、中腰、運動不足、骨や神経の問題、内臓の問題があるときなど、さまざまです。

医療機関に受診する場合、脊柱やその周囲の筋肉、腱などに由来するものであれば整形外科となりますが、それ以外では内科、泌尿器科など多岐に渡ります。

通常、腰痛が長く続き、時間の経過とともに改善しない場合やひどくなるような場合には、まずは整形外科受診がすすめられます。受診して原因を調べ、原因に応じた治療をすることが症状の改善につながります。

腰痛の治療には、薬物療法や注射療法、温熱療法、運動療法、牽引などの保存的治療と手術があります。通常は、まず保存的治療が行われます。

軽度から中等度の腰痛の場合は、日常生活における姿勢を注意することで改善するケースもあります。一方、激しい腰痛の場合は、一般的には安静や治療が必要です。

ご相談者は、以前からひどい腰痛が続いているとのことなので、原因の確認を含めて、一度、整形外科を受診することをおすすめします。

受診して診断を受けたあとは、どのような治療をしていくのか、日常生活でどのような注意が必要かを医師に確認するとよいでしょう。

どの病気もそうですが、症状が軽いうちに治療を始めると、治療にかかる時間も費用も少なく済みます。何より、痛みが強く、つらい状況かと思いますので、受診の際には痛みの軽減方法について相談されることをおすすめします。