Question
心拍数が100を超えた
心拍数が1分間に100~120にまで上がるようになりました。糖尿病の持病があり、関係があるのかも気になっています。早めに受診したほうがよいでしょうか?
男性/50代
2024/09/07
Answer
心拍数は、心身のコンディションや年齢、活動、精神的な緊張などによって変化します。一般的には1分間に60~100回、ほぼ規則的に打ちますが、よく観察してみると、息を吸ったときに少し脈拍数が多くなり、息を吐くと元に戻るのがわかります。
この現象は、特に若い人ほどはっきりしていますが、年齢とともに減少します。このように個人差はあるものの、正常の脈拍数は年齢により変化していきます。
安静時、1分間に100回を超えるようなものを頻脈、反対に60回を下回るものを徐脈と言います。頻脈は、体を動かしているとき、気持ちが高ぶるとき、緊張したときにみられるのは自然な現象です。一方、徐脈は、睡眠中などに起こることが多いのですが、50回以上あれば、通常問題になりません。
心拍数が増加したときに気をつけなければならない症状は、動悸、心臓付近の痛み、息切れ、体調がよいのに安静時の心拍数が徐脈や頻脈である、脈が飛ぶなどです。
ご相談者は、糖尿病の既往歴があるとのことですが、今回のケースでは、糖尿病による低血糖の可能性も考えられます。糖尿病の治療の状況にかかわらず、いずれも受診が必要です。
ただし、通常、低血糖ではめまいや冷や汗などの症状を伴います。まずは、糖尿病のかかりつけ医、または総合病院内科・循環器内科への受診をおすすめします。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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糖尿病
循環器内科
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