心拍数

最終編集日:2022/7/29

心拍数とは、一定期間(例えば1分間)に心臓が拍動する回数のことです。心臓は一定のリズムで収縮と拡張をくり返すことで血液を動脈に送り出していますが、この収縮・拡張運動が拍動です。なお、脈拍は心臓の拍動が動脈に伝わって生じるものです。通常は同じリズムで生じるので心拍数と脈拍数は同じになりますが、不整脈がある場合などでは同じにならないこともあります。


検査でわかること

心拍数が多い場合は発熱や貧血などのほか、甲状腺中毒症(甲状腺機能亢進症/バセドウ病など)、不整脈などの心臓疾患も疑われます。心拍数が少ない場合、徐脈性の不整脈のほか脳圧亢進、甲状腺機能低下などが疑われます。また病気とは異なりますが、アスリートなどにみられる、いわゆるスポーツ心臓であったり、生まれつき脈が遅い方もいます。
回数とともにリズムも観察します。心拍のリズムが不規則な場合、不整脈などの心臓疾患の可能性がありますが、病気の特定はできないため、心電図検査などの追加検査が必要になります。高血圧症、脂質異常症など生活習慣病があると心拍数に変化が出ることもあり、健康のバロメーターとしての役割も果たしています。


基準値

45〜85回/分
(日本人間ドック学会)


基準値より高い場合に疑われる病気など

発熱、貧血、甲状腺中毒症(バセドウ病)、不整脈など


基準値より低い場合に疑われる病気

徐脈性の不整脈、脳圧亢進、甲状腺機能低下、スポーツ心臓など

監修

寺下医学事務所 医学博士

寺下謙三

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