Question

加齢臭がしているのではないかと常に不安

家族から加齢臭がすると指摘され、それから専用の石鹸を使って体を洗ったり、香水を多めにつけるようにしています。家族に言われる分にはいいのですが、仕事で会った人にも、におうと思われているのかと不安に感じるようになりました。朝、香水をつけていますが、仕事中に加齢臭がしていないか、常に心配してしまいます。

男性/40代

2021/12/21

Answer

「におい」は目で見えず、感じ方も人それぞれです。周囲の人がどう感じているかは、自分の頭でいくら考えてもわからないことなので、どんなに適切な対処をしても「解消されない不安」が残るのですよね。


この「解消されない不安」をゼロにすることはできませんが、不安は時間が経過すると弱くなっていく性質があります。不安をなくそうとはせずに、川に流れる葉っぱ、あるいは空を流れる雲の上に不安を乗せて流すイメージで流していくとよいでしょう。繰り返していくうちに、大して気にならなくなっている自分に気づくときがくると思います。


一方で、「自己臭恐怖」といって、自分のにおいが周囲に迷惑をかけていると気になってしまう病気もあります。家で家族といるときにはほとんど気にならないのですが、学校や職場で友人や同僚などと接するときにすごく気になってしまうというのが特徴です。もし、加齢臭のことで緊張してしまって仕事が手につかない、会社に行くのがつらい、外出するのがつらいなど、仕事や日常生活に支障をきたしているのであれば、専門医(精神科、心療内科など)を受診されることをおすすめします。

ところで、最近は「香害」という言葉が聞かれるようになり、化学物質過敏症の方もいらっしゃるので、香水を多めにつけるのは避けたほうがよいかもしれません。そもそも、加齢臭はロウソクや古い本のようなほのかに感じられる「におい」で、それほど不快なものではありません。服をこまめに洗濯する、朝シャワーを浴びる、皮脂や汗を放置せずに清潔なハンカチで拭き取るのがよいでしょう。

もし、もっと強い体臭がするというのであれば、それは加齢臭ではなく、ミドル脂臭(古い油のようなにおい)や疲労臭(疲労が蓄積されたときに出るツンとしたにおい)なのかもしれません。運動不足あるいは疲労の蓄積、暴飲暴食など、何か思い当たることはありませんか。運動や食生活など、生活習慣の改善が体臭の改善に役立つでしょう。


私たちは体臭というと、すぐに周囲の反応に目を向けてしまいがちですが、実は体に起きていることを知らせてくれる重要な情報です。体臭の変化を感じたら、自分の心身の状態に目を向けるきっかけにして、自身の健康に役立てていきたいものですね。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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