Question
腫瘍マーカーのAFP値が高い
がん検診を受けたところ、腫瘍マーカーのAFP値が基準を超えたため「要再検査」となりました。その後、腹部CT検査を受ける機会があり、そのときが異常はないといわれました。再検査はどのようなもので、どこで相談すればよいでしょうか?
男性/40代
2023/12/22
Answer
腫瘍マーカーのAFPが基準値(10ng/mL以下)を超えていたとのこと。AFPは、肝臓の腫瘍などを調べる腫瘍マーカーといわれています。慢性肝炎のある人に対して、肝臓がんの早期発見のために経過観察で行われるなど、広く普及しています。
そのほか、胃や大腸などの疾患でも高めに出ることもありますが、数値の高さが病気の有無や進行度を示しているわけではなく、数値が高くても異常がないこともあります。ご相談者も腹部CT検査では異常がみられなかったということです。
AFPと関連して行われる検査には、血液検査の肝機能検査、肝炎ウイルス検査、腹部超音波(エコー)検査、腹部CTなどがあります。再検査を受ける予定とのことで、どのような検査が必要かを医師に判断してもらい、ぜひ詳しく調べてもらってください。ご相談者はすでに腹部CT検査を受けておられるので、その検査結果をお持ちになるとよいでしょう。
受診する科は、消化器内科、肝胆膵内科がよいでしょう。かかりつけ医がいるようなら、まずかかりつけ医に相談し、専門医を紹介してもらうとよいと思います。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
\ アンケートに答えて健康相談を無料体験 /
関連するキーワード
肝臓がん
がん検診
腫瘍マーカー
関連する病気
本サービスに掲載される情報は、医師および医療専門職等の監修の元、制作しております。監修者一覧および元となる情報はこちらからご参照ください。
みんなの
歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談※が利用可能
※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。