糖質の分類について

女性/40代
2021/12/21

糖尿病で食事療法をしています。「単糖類のとりすぎ」といわれたのですが、糖にも種類があるのですか。

この質問への回答

保健同人フロンティアメディカルチーム

糖質は糖の結合の仕方によって、単糖類、少糖類、多糖類などに分けられます。


単糖類には、果物やはちみつに含まれるブドウ糖や果糖、乳糖の構成成分であるガラクトースなどがあります。少糖類は、ショ糖のほか、水あめや麦芽に含まれる麦芽糖、牛乳に含まれる乳糖など。多糖類は、穀類やいも類などに多く含まれるでんぷんが例としてあげられます。


ブドウ糖やショ糖(砂糖)などの結合数が少ない糖は、吸収が早く、摂取後に血糖値を急上昇させやすい特性があります。糖尿病の場合、糖質は吸収速度が遅い多糖類でとり、単糖類や少糖類は控えたほうがよいとされています。ただ、何らかの原因で、低血糖状態になったときには、素早く吸収されるブドウ糖をとるようにします。

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