Question

オーラルセックスによる性病が心配

性行為の相手がもし性病などに感染していた場合、自分の性器が相手の口腔内にごく短時間でも接触することで、うつる可能性はありますか?

男性/20代

2023/04/08

Answer

一般的にオーラルセックス(口腔による性交)により起こりうる性感染症として、淋菌感染症(淋病)やクラミジア感染症、ヘルペス感染症、梅毒などがあります。相手の口腔内に病原体がいた場合、口腔内の病原体が性器に感染を起こすことになります。

それぞれの症状と潜伏期間は以下のとおりです。


●淋菌感染症:尿道炎を起こし、尿の出始めの痛みや陰茎の尿道口から粘り気のある黄色いうみが出るなどの症状があります。潜伏期間は2~7日です。

●クラミジア感染症:尿道炎になりますが症状は弱く、半数が気付かないまま保菌しています。深部の精巣上体炎として陰嚢内が腫れて痛いということで発症する場合もあります。潜伏期間は1~3週間です。

●ヘルペス感染症:性器ヘルペスとして亀頭や包皮に水ぶくれ(水疱)や潰瘍、痛みが出ます。潜伏期間は2~5日です。

●梅毒:約3週間の潜伏期を経て、陰茎亀頭部やその上の包皮に痛みのない硬いしこりが出ることから発症します。


性感染症が心配な場合は、泌尿器科への受診をおすすめします。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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性感染症
泌尿器科
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