繁忙期でアトピー性皮膚炎が悪化。上司に相談したほうがよい?
ここ数カ月、仕事の忙しさが続いてアトピー性皮膚炎が悪化し、通院中の皮膚科で処方される塗り薬などではなかなか改善しません。繁忙期の残業の疲れがたまったことやストレスなどが原因と思われます。最近は汗などに反応してかゆみが強まることも。上司に体調のことや業務量の調整などを相談したほうがよいでしょうか?
男性/20代
2023/04/06
一般的に成人期のアトピー性皮膚炎の症状は、外的要因(ストレスなど)と関係する比率が高く、夏の汗や冬の乾燥などにも左右されがちです。そのため、その都度の症状に応じて季節による対応やバリアをいかに保つかを、自身の体調管理とともに主治医と話し合いながら行うことになります。皮膚の症状を改善するためにも、主治医への相談をおすすめします。現在も皮膚科へ通院されているとのことで、その際に症状が改善しないこと、仕事の状況など、ストレスに感じていることを医師に相談してみましょう。
皮膚の症状の悪化を防ぐために業務の調整の相談をしたほうがよいかなど、仕事で悩まれていることは職場の産業保健スタッフ(保健師や看護師、産業医など)に相談することをおすすめします。上司への相談の仕方などもあわせて聞いてもよいでしょう。
また、セルフケアとしては、疲労を回復し、体調を整える生活を心がけることが大切です。そのために食事は欠食することなくバランスよくとるとよいでしょう。休みの日などはからだを動かすなどしてリフレッシュし、疲れをためないよう睡眠をしっかりとって休養を心がけましょう。 残業時間が増えたことで疲れが出ているとのことで、とくに睡眠や休養は心身の安定のために重要です。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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