処方薬を服用してもせきや鼻水、たんが治らない

のどの痛みは消失したものの、せきや鼻水、たんなどが半月ほど続いているとのこと。

通常、ウイルスや細菌感染による感冒症状、いわゆるかぜでのどの痛みやせきが出た場合は、養生することで、1週間以内に自分の免疫力によって治癒することがほとんどといわれています。具体的には、十分な睡眠をとり、飲酒や喫煙、寒冷、ストレスを避けることが必要です。また、水分が不足して、口腔や気道が乾燥すると、たんの切れが悪くなるので、こまめに水分を補給することが有効です。

しかし、2～3週間以上にわたってせき症状やたんが続く場合は、二次性の細菌感染を起こしていたり、アレルギーによる鼻炎や、せきぜんそくなど、ほかの原因が関連している可能性も考えられます。そのため、3週間経ってもせきが治まらないようであれば、再度受診して、必要な検査と治療を行うことがすすめられます。受診の際には、今まで内服された薬名をあわせて医師に伝えていただくことをおすすめします。