生理前後に起きられないほどのだるさ
30代の妻が朝起きられず、日中も寝て過ごすことが多くなってきました。夕方、幼稚園に子どもの迎えには行っていますが、その後またしばらく横になり、夜にようやく動き始めることが月に何回かあります。生理前後に起こり、最近はそれが1週間以上続くことがあり、生活にも支障が出ています。婦人科で薬の服用をすすめられたものの、今後飲み続けることや副作用が嫌なようで、治療はしていません。今後の対応について助言をいただけますか?
男性/40代
2023/01/08
奥様が朝起きられず、日中も寝て過ごすことが多くなっているとのこと。月経(生理)前後の時期にみられ、最近ではその状態が1週間以上続いて、生活にも支障をきたしているのですね。
奥様の状況は月経前後にみられている、婦人科を受診して内服治療をすすめられた経緯がある、とのことで、まずは身体面からアプローチすること、月経周期に連動している症状であれば婦人科へ相談することが適切ではないかと考えられます。
一般論ですが、30代前後の女性に、次第に増悪する激しい月経困難症は、子宮筋腫や子宮内膜症による場合が多くみられます。
月経痛(生理痛)は、経血を狭い子宮頸管を通して押し出すためのけいれん様の子宮収縮、子宮収縮に伴うプロスタグランジンの増加、さらに子宮周囲骨盤内臓器の充血やうっ血が原因となって起こります。腰痛、頭痛、吐き気、嘔吐、胃痛、乳房痛、便秘、下痢、めまい、精神不穏、食欲減退などを伴うことがあり、これらを月経困難症といいます。
子宮筋腫や子宮内膜症などがあると、月経困難症の症状が強く現れる傾向があります。これらの病気については、薬物療法などの治療のほか、必要があれば手術などの外科的治療を行うこともあります。
奥様にとってつらい症状が現れ、結果的に生活へ支障が出ている状態と思われるので、改めて婦人科医に相談し、困っている症状や状態、治療について希望すること、希望しないことを医師へ伝え、治療についてメリットとデメリットなどの説明を十分に受けることがよいのではないかと思います。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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