右胸のあたりが時々短く痛む
時々右胸の内側あたりが痛くなります。30秒ぐらいで治まり、先日の健康診断でも特に問題はなかったのですが、気になっています。
女性/40代
2022/11/28
健康診断では問題はなかったけれど、時々右胸のあたりが、30秒ぐらい痛むのですね。時々とはいえ、体に気になる症状があるときは、気持ちの面でも負担を感じやすいことと思います。
胸の痛みが現れる病気は、緊急性を要するものから、様子をみてよいものまで、様々あります。特に緊急を要する胸痛は、何月何日の何時から突然に始まったといえるほど、突発的に始まり続いているときです。脂汗や嘔吐、背中や腰まで拡散している痛み、呼吸や体位で痛みが強くなるときなどは一刻を争います。また、持病がある方の場合、必ずしも強い痛みを伴うとは限りません。
痛みの種類も、食事に関する痛み、押さえつけられるような痛み、ピリピリした表面上の痛み、はっきりしない鈍痛、一瞬きゅっとなる痛み、数秒くらいチクチクさすような痛み、持続しない胸痛など、原因となる疾患によって特徴的な痛みがあります。
受診する科としては、胸痛のほかに発熱やせき、たん、消化器症状などがあれば、かかりつけの内科、乳房の痛みやしこりを認めるときには乳腺外科や一般外科、帯状疱疹などがあるなら皮膚科、筋肉痛、脊椎の病気などの場合は整形外科となります。また、一時的なものや、ストレス、自律神経失調症、神経痛などが原因の場合もあり、胸痛には様々な病気の可能性があります。
健康診断は病気の早期発見、早期治療には欠かせないものですが、見つけられる病気は限られています。何らかの自覚症状があれば、受診をおすすめします。胸痛以外に思い当たる症状がない場合でも、1~2週間以内にかかりつけの内科で相談するとよいでしょう。
受診の際は、医師に状況をよく理解してもらうためにも「いつから」「どんなふうに」「どの程度」「どのくらいの間にどのくらいの時間続くか」「どのような状況で」「症状を軽くまたは悪くするような因子はあるか」「主症状に伴う別の症状があるか」などを伝えるとよいでしょう。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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