Question

熱性けいれんを起こした子どもの予防接種

過去に熱性けいれんを起こしたことのある子どもは、予防接種のときにけいれん止めの処方が必ず必要ですか。

女性/30代

2021/12/21

Answer

熱性けいれんとは、乳幼児期(通常、生後6カ月から6歳くらいまで)に起こる38℃以上の発熱に伴うけいれんで、基本的には良性の疾患です。また、発症しても過半数は1回のみで、繰り返すことはありません。ですから、1回だけの、しかも単純型の場合は、保護者の希望がなければ、再発防止策をとらなくてよいと考えられます。


ただし、予防接種の場合は注意が必要と思われます。たとえば、今でも流行がある麻疹は、死亡者が年間数十人以上といわれ、1歳になったらすぐに予防接種を受けることが推奨されています。また、DPT(ジフテリア・百日咳・破傷風)やポリオなども、1~2歳までに予防接種を済ませておきたい病気です。


こうした予防接種は接種後、発熱することもあるため、熱性けいれんが起きやすくなることが考えられます。そのため、あらかじめけいれん止めの坐剤(ジアゼパム)などが処方され、発熱が起こったら、これを使って熱性けいれんを予防する処置がとられることもあります。


これは、親のワクチンへの不安を減らし、熱性けいれんを起こしたことのある子どもが予定通り予防接種を実施できるようにするためのものです。詳しくはかかりつけ医、あるいは専門医に相談されることをおすすめします。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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