左の肋骨周辺の痛み。何科を受診?
ときどき左胸が痛みます。乳がん検診では問題がなく、表面というよりも骨が痛むような感覚です。非喫煙者なので肺がん検診は受けたことがありませんが、肺や心臓も診てもらったほうがよいでしょうか?
女性/30代
2022/10/20
左胸の痛みが表面的なものか、乳房の痛みか、それ以外かによって考えられる原因も異なります。
肋骨付近の神経の痛み、精神的なストレスや負担感、肺や心臓の問題、女性の場合は月経周期に関連した乳房の痛みなど、原因は多岐にわたります。また、特別な問題がなくても起こることもあります。
すぐによくなる場合や不快感そのものが続かなければ、あまり問題のないようなものが多く、大きな病気が潜んでいるという可能性は低いと思われます。
一方で症状が長引いたり強くなる場合、または広がりがみられる場合には、受診を検討する目安となります。
受診する診療科は、痛みに伴う症状によって決めるとよいでしょう。せきや息切れがあれば「呼吸器科」、動悸などの症状を伴うなら「循環器科」、骨の痛みや神経の痛みは「整形外科」、乳房の痛みであれば「乳腺科」といった具合です。
もし痛み以外の症状が特になく、何科を選べばいいか迷う場合には、原因が多岐にわたる可能性をふまえて「一般内科」にかかるのがよいでしょう。
多くはありませんが、喫煙習慣がなくても肺がんになる可能性はあります。肺の検査としては、健康診断などで行われる胸部X線検査が一般的です。胸部X線検査で再検査や精密検査が必要と判断された場合は、CTなどのさらに詳しい検査を行います。症状があれば保険診療、なければ自費診療での検査となります。また、自身で気になる場合は、人間ドックなどのオプション検査を受ける人もいます。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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