ひどい偏食で甘いものばかり食べる子どもが心配
小学生の息子は甘いものが大好きで、砂糖依存症なのではと心配です。普段からお菓子をずっと食べているかジュースを飲んでいます。体型はやや肥満ぎみで、偏食がひどく昔から野菜がほとんど食べられません。何より息子の息が甘いことが気になります。
休日には甘いものを出さないようにしますが、そうするとイライラし始めます。医療機関にかかったほうがよいでしょうか? また今からでもできることはありますか?
女性/40代
2022/09/30
息子さんに偏食があり、好きなだけ甘いものを食べないと、イライラしてしまう姿に、砂糖依存症ではと心配しているのですね。成長期の子どもの生活、栄養面で気遣いや工夫をされている様子が伝わってきました。
まず、息のにおいには、さまざまな原因があり、中には病気が影響しているものもあります。心配が続く場合は、肥満傾向や気持ちが不安定になることを含め、一度かかりつけの小児科で相談をすると安心できると思います。かかりつけ医がいない場合は、小児科専門医への受診がよいでしょう。
受診時には、野菜嫌いであることや、甘いものが好きで間食が多いことなど、ご相談者が普段の生活の中で気にしていることを伝え、アドバイスを受けるとよいと思います。
また学童期は、思春期にかけて心身ともに成長が目覚ましい大切な時期です。食生活や運動の生活習慣などが今後の成長に直接結びつき、子ども時代に身につけた習慣は大人になっても引き継がれるので、将来の生活習慣病にも関連していきます。ご相談者のように、栄養バランスのとれた食習慣を家庭で気遣っていくことはとても大切なことですね。
間食には、栄養的な役割、精神的役割、教育的役割があります。量、回数、食品の選び方を工夫していくことが大切といわれています。
食習慣を急に変えることは難しいことも多いものです。週末に甘いものを控えるといった工夫も1つの方法ですね。そのほか、例えば、市販品を多く食べ過ぎないよう袋から出してお皿に入れる、果物や乳製品等を組み合わせる、回数、量、時間等のルールを子どもと一緒に決める等の工夫もあります。達成しやすい小さな目標から少しずつ行い、頑張っているときや、うまく守れたときには十分にほめてあげるとよいですね。
また、食事や体調面など、子育てについては、学校の担任や養護の先生に相談したり、市区町村の保健センターの保健師や栄養士など、地域の相談先を利用することもおすすめです。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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