Question

食後の強い眠気は不整脈と関係がある?

半年ほど前から、夕食後、強い眠気に襲われてそのまま寝てしまうことがたびたびあります。夢の中でも息苦しいことがあり、目が覚めたときに動悸が激しく、腕に力が入らない状態になっています。5年前の健康診断で上室性期外収縮と診断され、昨年くらいから動悸を感じる頻度が増えています。強い眠気も心臓に何か異常があるからでしょうか?

男性/30代

2022/09/22

Answer

期外収縮は健常者でも認められ、過労、ストレス、睡眠不足などが誘因となることがあります。ご相談者はここ数年、動悸の頻度も多くなってきたことや、最近は目覚めたときに症状を自覚していることを考えると、やはり、循環器内科への受診をおすすめします。どんなときに症状が出やすいか、どれくらいの強さか、どのくらい持続したかなどを受診時に伝えるようにしてください。


一方、夕食後の強烈な眠気ですが、状況を考えると良質な睡眠が取れていない可能性が考えられます。

睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠の2種類があり、夢をみるのはおもに眠りの浅いレム睡眠のときです。一般的には、アルコールを習慣的に寝酒として続けて飲むうちにレム睡眠が増えてきて夢が多くなり、熟睡感が得られないことがあります。また、睡眠時無呼吸症候群などでは、レム睡眠中に無呼吸が起こりやすく、中途覚醒が起こると、夢をみていたときに突然目が覚めたと自覚することもあります。

循環器内科の受診の際に、この睡眠習慣のことも伝え、睡眠専門外来などへの受診の必要性を医師に相談するとよいでしょう。


回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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