理由もなく常に不安な気持ちが続く

理由もなく「何かよくないことが起こるのでは」と感じられるようになり、起きている間は何をしていても常に不安を感じています。悩んでいることを友だちや親にも言えず、自分の感情をうまくコントロールできません。ただの心配性なのか、何か別の要因があるのかわからず、悩んでいます。
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
起きている間は何をしていても不安に感じてしまうのですね。自分の感情がうまくコントロールできないまま、誰にも言えないでいるのは、さぞつらいことと思います。そんな自分に「どうなってしまったのか」と、さらに不安が募っているのではないでしょうか。
心配になってしまうことについて、その理由や根拠を突き詰めて考えてみることによって、捉え方が変わってくることもあります。ただ、すべてにおいて不安な気持ちがわき起こってくる場合は、気持ちにふたをしたり、よいほうへ考えを変えようとしたりしても、むずかしいことが多くあります。そのようなときは、ほかのことに集中するなど、いかに不安なことから気をそらせるかが日常生活を送るうえでのポイントになるでしょう。
気持ちのコントロールがうまくいかなくなった背景には、さまざまな要因があり得ますが、何か心当たりはあるでしょうか。例えば、環境の変化、仕事や対人関係のストレスといったことから、不安感がSOSサインとして出現することもあります。もし何か思い当たるようでしたら、まずストレス状況の改善に取り組んでみましょう。すぐに解決がむずかしい場合は、いったん横においておき、誰かに話を聞いてもらったり、リフレッシュしたりして、リラックスできる時間を設けるように心がけてみましょう。
とくに思い当たることがなかったり、自身での対処がむずかしかったりする場合は、ぜひほかの人の力を借りるようにしてください。不安な気持ちは、1人で抱え込んでいると、こころのなかでより増幅され、膨らんでいくことが多くあります。話しやすいときを見計らって、家族や友人に話してみてはいかがでしょうか。案外同じような気持ちを抱えている場合もあり、よいアドバイスがもらえることもあるでしょう。気持ちを外に出すだけでも、かなりこころは楽になることと思います。
もし、身近では相談しにくかったり、不安感により日常生活に支障が出たりしている場合は、一度医療の力を借りることを考えてはいかがでしょうか。心療内科やメンタルクリニックなどの専門医にかかり、今後の対応について相談してみてくださいね。


みんなの
歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談※が利用可能

※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。