Question

自覚するひどい体臭の対処法

わきがではありませんが、体臭がひどく、困っています。何か対処法はありますか?

女性/50代

2022/01/28

Answer

私たちのからだは、皮膚の潤いを保つため、皮脂腺から分泌される皮脂に覆われています。皮脂腺は全身にありますが、頭や耳の後ろ、顔のTゾーン(額や鼻など)、胸、背中、陰部などに多くあります。


加齢に伴う臭いを加齢臭といいますが、女性は元々ホルモンの影響で皮脂の分泌は少なく、閉経後の女性は加齢臭が多少増える傾向にあります。


加齢臭の原因は、ノネナールという物質です。ノネナールは皮脂に含まれる脂肪酸が変質してできます。ロウや古新聞、ブルーチーズのような臭いなどといわれますが、さほど不快なものではなく、脂肪酸が酸化すると不快な臭いが発生します。40代以上になると、脂肪酸が酸化しやすくなり、ノネナールが増加したり、汗や皮膚の常在菌などが影響して、臭いが強くなることが考えられます。


一般的に強い体臭の原因は、腋臭症(わきが)を除き、ほとんどが生活習慣によるものだといわれています。肉好きや喫煙、ストレスなどが要因として指摘されているので、体臭を抑えるためにはまず、生活習慣の改善を行いましょう。


禁煙や休肝日をつくることは、体臭を抑えるだけでなく、生活習慣病の予防にもつながります。また、適度な運動を生活に取り入れ、汗をかくことも大切です。汗には臭うものと臭わないものがあり、現代人は、ベタベタした臭う汗をかきやすいといわれています。運動をしたときにかく汗は、サラサラした臭わない汗(よい汗)で、ふだんからこのよい汗をかき、汗腺の働きをよくしておくことも大切です。


また、更年期の症状の1つとして、発汗の増加がみられますので、発汗後のケアが有効です。入浴やシャワーで皮膚を清潔に保ち、洗濯をこまめに行い、体や衣類を清潔にします。制汗剤の活用もよいでしょう。汗をかいたら早めに固く絞った濡れタオルや汗取りシート等でふき取りましょう。


食生活の工夫としては、ビタミンC、E、ポリフェノールを含む野菜や果物などの抗酸化物質を含むものを十分とり、動物性脂肪(脂身の多い肉、乳製品など)をとりすぎないようにするとよいでしょう。


ストレスは体臭や加齢臭を強くするといわれていますので、上手に解消することも大切です。


ノネナールの分泌は誰にでも起こることです。セルフケアを行ったうえで、あまり気にしないことも大切です。また、糖尿病や腎臓などの病気が背景にあると、体臭が強くなることもあります。健康診断などで血糖値や腎機能の異常の注意を受けている場合は、医療機関を受診してみましょう。長く健康診断を受けてい場合は、念のため内科を受診してみることをおすすめします。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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